2004年には思いがけず北海道マラソンで自己べストを出してしまったけれど、北海道マラソンはそんなに甘いもんじゃないと良くわかっていた。気温の低かった2004年は例外。暑くても関門を通過できるスピードとスタミナがなければ、完走は難しい。そう思って、今年も8月28日を目ざしてトレーニングを続けていた。
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2005.1 |
2005.2 |
2005..3 |
2005.4 |
2005.5 |
2005.6 |
2005.7 |
2005.8
(大会前日まで) |
合計 |
距離 (km)
(前年) |
93.2 |
94 |
208.1 |
259.1 |
267.2 |
255 |
298.7 |
192.8 |
1668.1 |
109 |
105 |
123.5 |
104 |
196.5 |
271 |
196.1 |
164.7 |
1269.8 |
日数
(前年) |
13 |
11 |
19 |
20 |
22 |
23 |
22 |
19 |
149 |
20 |
16 |
16 |
12 |
20 |
24 |
19 |
18 |
145 |
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体重 |
体脂肪率 |
2005年8月25日 |
49.8キロ |
22.4% |
2004年8月27日 |
51.6キロ |
22% |
2004年と比べて練習の距離は131%増。体重は2キロ弱減った。大会までのレースは、北海道マラソンの練習の一環と考えて参加。7月の初めにはウルトラマラソンで100キロを走った。これも距離稼ぎ。
何しろ、今までの完走率が、2勝3敗と5割を切っている。もうバスの旅はしたくないのだ。
- 大会前日−ナンバーカード受け取り
前日まで、去年と同じようにすごしてゲンかつぎ。前日は残念ながらチバちゃんには会えなかったけれど、そのかわり「しゅう子」さんに会った。
「しゅう子」さんは、こうめのブログの愛読者。ゴール詣に歩いていた私を見つけて思わず、「こうめちゃ〜ん」と叫んだ。びっくり!
何が何やらわからない内に、一緒に写真を撮って、握手して、明日の健闘を互いに誓い合って分かれた。
何だか私がチバちゃんになった気分(*^_^*)
- 2005北海道マラソンの始まり
翌朝、なんだかとっても早く目が覚めた。タケダファミリーマラソンに参加する近所のyossyさん夫妻の車に同乗させてもらって真駒内へ。まだ朝早いので北海道マラソン参加の人は見当たらない。
5キロのレースに参加するyossyさん夫妻を応援していると、ぼちぼちと北海道マラソンに出る人たちがやってきた。やっぱり暑い一日になりそうだ。日ざしがとても暑く感じる。ファミリーマラソンの人たちも汗びっしょりになっている。う〜ん。暑いなあ。ちょっと弱気が出る。
次々といつもの場所に集まってきた仲間たち。
北海道マラソンは一年に一度全国から集合するFRUNの同窓会のような感じ。
配られた選手一覧やコースの載った新聞をチェック!
赤いユニフォームは、沿道でも目立つので、応援の人にもわかりやすい。
そしても、もちろん折り返しで反対側を走る仲間へエールを送るにも便利なのだ。
スタート前にいつも食べるものは、文明堂のカステラ。
その他に、4時間前には大福。3時間前におにぎり。
直前には、アミノバイタルゼリー。
何度走っても、北海道マラソンのスタート前は緊張する。
5キロ毎の関門を通過しなければ、即、収容バスへ。
バスの旅は3度経験したけれど、やっぱりつらい。
何としてもゴールへ。
そのために、去年の北海道マラソンが終わった時から準備は始まっていた。
夏の暑い日に行われる大会なので、記録は望めないけれど、やっぱり大都市札幌の真ん中を一流選手と同じコース、同じ時間に走るのは、ランナーにとっては桧舞台だ。
どんなに練習を重ねてきても、何が起きるかわからないのがフルマラソン。あとは、自信を持って走ることしか残された道はない。
でも・・・・やっぱり不安は隠せず、腕に15キロからの関門閉鎖時間を書く。それを見ていたふれっぷさんに、弱気だねと指摘された。
荷物を預けていよいよ競技場へ。今年は専属カメラマン(kenji)がいないので、ここから先の写真はなし。
競技場の中は、日ざしが暑くてたまらない。30度と言うアナウンスもあったようだだが、幸いにも聞こえなかった。持ちタイム順に並んだ選手がスタートラインの方にぞろぞろと誘導される。後ろの方から大きな声で、「こうめちゃ〜ん。頑張ろうね!」と、しゅう子さんが叫んでいる。おっ、と思わず手を振った。
招待選手の入場が始まり、「チバちゃ〜ん」という声が聞こえた。チバちゃん登場。気軽に選手と握手に応じている。これからすぐスタートだと言うのに。プロだ。
いよいよカウントダウン。周りに緊張が走る。いよいよだ。スタート前のこの緊張感、実は好きだったりする。スタートしてしまえば緊張している暇はない。
選手の列は、招待選手、陸連登録選手、その次に一般選手が並ぶ。圧倒的多数の男子選手に比べて、女子はエントリー数が少ない(競技者一覧によるエントリー数は、男子4022名、女子667名)。女子は、タイム順に男子の横に並ぶので私のような持ちタイム(3時間37分56秒)でも、周りはサブスリー(フルマラソン3時間以内で走る市民ランナーのエリート)男子ランナーがたくさん。
参加資格は、ハーフの記録で男子が1時間50分以内、女子が2時間以内。フルで男女とも4時間以内となっている。この資格をクリアする事が市民ランナーあこがれの北海道マラソンにエントリーする条件だ。スタートラインに立った全ての選手がこの記録を持っている。そして北海道マラソンの制限時間も4時間。5キロごとに設けられた関門時間と暑さとの戦いがこれから始まるのだ。
大きく深呼吸して、私の2005年の北海道マラソンが始まった。
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