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  • 2006年7月12日(水)〜15日(土)
    いつかは行きたかった知床行きは、直前まで天気予報と睨めっこで行くか行かないか悩んでいました。でもせっかくの休日だし、とにかく行ってみようと、家を出たのが前日の深夜の事でした。自宅から、日勝峠を越えて道東へいく道程は雨が降ったり止んだり。まるで雨と追いかけっこをやっているような感じでした。足寄でしばらく睡眠休憩をとって、羅臼に到着したのが12日の午前9時少し前。雨はほとんど気にならないくらいの小降りになっていました。


  • 1日目&2日目

羅臼温泉野営場到着したのは、羅臼温泉野営場。昨年から清掃協力金として1日300円徴収されるようになったとはいえ、格安で利用できて、しかも道を挟んで向かい側には無料の露天風呂もあるという環境で長期滞在の人が大勢いる独特の雰囲気を持ったキャンプ場で、まずはサイト選びに悩んだ私たち。結局、長期滞在の方たちのテント群がないほうのフリーゾーンに設営した。
設営が終わってから雨が強くなったので、これ幸いとばかりに一眠り。のんびりしていたところに、別海のハヤシさんと北見のおおぬまさんが到着した。


早速、向かいの熊の湯に一風呂浴びに出かけた。道路を挟んですぐ向かい側の橋を渡るとすぐそこが「熊の湯」だ。

  

 


 

 
 

 

ここの温泉、無料だし、きちんと男女分かれているし、とても気に入った。ちょっと湯が熱いという難点もあるようだけれど、ぴりぴり入る感じがまた良いのだ。地元の方が清掃など管理してくださっているありがたい温泉だ。ご覧になりたくない写真かも・・・しれないので、ちょいとボカシ入れました(笑)

湯から戻ったら、豪華食材で乾杯。ハヤシさん、おおぬまさんが持参したおいしい海の幸、山の幸で、すっかり満足。ご馳走様でした!


 

 

 

 

 



豪華食材の数々の解説・・・・ツブ、エビ、ホッケ、北見のホルモン、タモギダケ(キノコ)とホルモン入った汁もの。腹いっぱいになって、午後9時頃就寝。すでに周囲はすっかり静かになってみなさんお休みだった。羅臼の夜は早い。


夜中にザーッとテントを叩く雨の音で目が覚めたりしたが、いよいよ今回のメインイベント「羅臼岳登山」の朝だ。午前4時半すぎにキャンプ場を出発して、知床峠へ向かった。空の雲は動きが速い。なんとか雨だけは免れたい。
峠の少し手前で、羅臼の海を見るとかすかに遠くに国後島が見えた。

でも、峠まで行くと雲の中。さて、今回のトレッキングの天気はどんな風になるのやらと少し心配になった。
車はウトロ側に入り、岩尾別温泉への狭い道をどんどん進んでいった。
知床の語源はアイヌ語で「シリエトク(大地の果て尽きるところ)」。羅臼岳登山口の岩尾内温泉には、その名も「ホテル地の涯」がある。
登山口にある「木下小屋」前で入山名簿に記入していざ羅臼岳登山開始。
  
曇り空の中、私たちは標高1661メートルの羅臼岳の頂上を目指した。標高差1420メートル。頑張った!

羅臼岳登山の詳細については、こちらのページをどうぞ。

  
 残念ながら山頂はガスと突風でこんな状態。でも3人とも無事山頂へ到着の写真。
おおぬまさん、kenji、kenjiの姫

 
無事下山して再び知床峠を通って羅臼へ。峠からは、山頂は雲の中だけれどさっき登ってきた羅臼岳が見えた。
あんな高い所まで登ってきたんだと感慨深い。

キャンプ場に戻って、kenjiは疲れて動けず、しばし休息(笑)。私とおおぬまさんは汗を流しに、熊の湯へ。無料なので何度でも入れるのがうれしい。(本当は天気が良くなったので、ちょっとそこいら辺を走ってこようかとも思ったけれど、自粛した・・・)
この夜は、登山隊3名で登頂祝いのささやかな晩御飯を食べて早くに就寝。このキャンプ場は、夜になってもとっても静かで、午後8時頃にはし〜んと静まり返ってしまう。みなさん早寝早起きで私たち向きだった。

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