今年一番の勝負レースは洞爺湖マラソンだ。このレースで3時間30分を切って、東京国際女子マラソン市民の部にエントリーしたいと密かに思っていた。そのためなら、嫌いな練習も頑張れるぞ!と、こうめサブ3.5プロジェクトは、今年の正月に動き出した。
一年の計は元旦にあり・・・という事で、恒例の元旦三角山登山で、山頂の叫びは、
「3時間30分を切るぞ〜!!!」だった。
5月のフルのレースで最高のパフォーマンスを出すには、冬の間の練習をしっかりやらなくては話にならない。1月2月3月と雪の上の練習を頑張った。そして4月の伊達ハーフマラソンでは、予想外の好タイムで走ることができたのだった。この好調を維持しつつ、当日ベストの体調に持っていけるよう、考えられる事はすべてやった。
練習も、休養も、ウェイトダウンも・・・、そして一番の問題のお腹の調子を整える事も。
☆1月〜5月20日までの走行距離 1456キロ |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月
(レース前日まで) |
253.0キロ |
298.3キロ |
364.4キロ |
360.4キロ |
180.0キロ |
気をつけたのは、走りすぎないこと。故障をしてはすべての苦労が水の泡。その日の体調と相談しながら、長い距離や、スピード練習など、私なりにやってみた。知識はないけど、経験はたっぷり。何十年も走ってきている分、自分の足の事は自分がよくわかっている。
やることをやったら少しだけ自信も付いた。ぜったい切るぞという自信がなくては、たぶん達成できるタイムじゃないなと思っていた。2004年の北海道マラソンで自己ベスト(3:37:57)を出してから、次の目標はずっと3時間30分だった。でも、どの大会でも思ったような結果が出ず・・・。足りないものは何だろうと考えてみたら、練習と自信だった。あまり練習が好きではない私はそれまで一度も月300キロを走ったことがなかった。そのくらいの距離になると足がいう事をきかなかったのだ。無理して距離を伸ばしても結局その後続かないなと思って、あまり距離には捕らわれないで必要な時に必要な練習をするという事にした。その結果、3月と4月は予定以上の距離を走ることができた。
体重も練習量に伴って、減っていって、48キロ台、体脂肪率20%になった。
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こうめサブ3.5プロジェクト メンタル編
いくら練習がうまくいっても、精神的に弱かったらフルのレースは走れない。レースだけじゃなくて、その前の練習でもメンタルな要素はとても大きい。
ということで、大いに活用したのがJogNoteというジョギングのソーシャルネットワークシステムだ。ここで、自分の練習内容を公開して仲間と刺激をもらった。モチベーションの維持にはとても有効なツールだった。
そして、いろんな場面で3時間30分を切るぞと公言。こうなりゃ、やらないわけにはいかない。
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こうめサブ3.5プロジェクト 大問題編
練習もしてメンタル面もOKでも、私にはもう一つの「大問題」がある。去年の別海では、この大問題にやられてしまった。
今回は、同じ過ちを繰り返さないために、3日前から整腸剤を飲んで万全の体制にしておいた。
前日夜と当日朝は、しっかり食べるのはもちろんだけれど、食べすぎ注意。必要以上には食べない事にした。あとは、当日朝Jogをして、お腹をすっきりさせてから正露丸を飲んで・・・。ここまでやればもう大丈夫。
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こうめサブ3.5プロジェクト 体調管理編
当日、ベストの体調でいるために、風邪を引いたりお腹の調子が悪くならないように最新の注意を払った。もちろんアルコールは抜き。(普段から飲まないけど、前日のアルコールはご法度)
前日から、仲洞爺のキャンプ場に入っていたので、いつものように午後9時にはシュラフの中へ。
キャンプの様子は、こちらをどうぞ。→今年も満開!「仲洞爺キャンプ場」
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