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  • こうめサブ3.5プロジェクト 当日編

いよいよ当日の朝、午前4時頃目が覚める。テントの外に出ると良い天気だ。深呼吸して、まずは水分補給。
どうせ走るなら良い天気で桜を眺めながらがいい。
朝食は、たらこパスタ。朝6時頃には食べ終わって、湖畔を軽くジョギング。そしてトイレに行ってすっきり。まずは第一関門クリアだ。

スタート会場に移動してからは、ちゃんといつものカステラを食べて、水分も摂って、もう一度トイレに行って。忘れ物はないかチェック。アミノバイタルプロ、よ〜し。カーボショッツ、よ〜し。干し梅、よ〜し。
ピアスよ〜し。プチペンダントよ〜し。LIVE STRONGの黄色いリストバンドよ〜し。帽子よ〜し。サングラスよ〜し。どれか一つ忘れたら、きっと気分的にいや〜な感じになったはず。そんなことで3.5を逃したくは、なかった。

いよいよ時間が迫ってきた。初めて陸連登録の場所に位置取ってスタートの合図を待つ。
さあ、1月から頑張ってきた練習の成果を出すステージの用意はできたようだ。
            用意。スタート! バン!!
さあ、1キロ4分50秒でどこまで走れるか。これより速くても遅くてもだめなのだ。自分のペース感覚を信じて42キロの挑戦が始まった。

・・・・・レースの様子は、Let's Run With こうめ 「洞爺湖マラソンサブ3.5物語」をご覧下さい。

中間点に、kenjiがカメラを構えている。予定通りのペースで通過。
 

35キロ過ぎてから、いっぱいいっぱいで足が攣りそうになりながらも、とにかく前へ走った。
頭の中でタイムの計算はできない。1キロ何分何秒で走れば、3時間30分以内にゴールできるのか。今、どれくらいの貯金があるのか。さっぱりわからない。とにかく1秒でも早く前に進みたい。それだけだった。
残り1キロでようやく目標をクリアできる事がわかった。前の人が帽子を取ったのを見て、私も帽子とサングラスを外した。あとはゴール目指してまっしぐらに走るだけだ。
ゴール手前でかのんさんが、「3時間30分切れますよ〜」と声をかけてくれた。それを聞いてようやく3時間30分が現実のものになった。
ゴール後、思わず仰向けに横になってしまった私。お腹が空いているはずなのに、何も入らない。しばらくたってから、スタート前に食べたカステラの残りを2切れお腹に入れてホッとした。

やった〜。ようやく、3時間30分を切る事が出来た〜。

40代最後の年にどうしても切りたかった3時間30分。初めてサブ4(4時間以内)で走ったマラソンが、1998年の11月1日。私の誕生日に開催されたNYCマラソンでした。3時間58分00秒でゴールしてから、8年かかってようやく3時間30分を切る事ができました。その間、まともに走れないブランクがあったりしたけれど、2004年1月1日から気持ちを入替えて練習した甲斐があったと思います。
今回の洞爺湖の記録があれば、東京国際女子マラソン市民の部に参加することができそうです。1979年の第1回目の大会でジョイス・スミスが走る姿を見て、なんて素晴らしいと思ったことが思い出されます。まさか、同じ大会に自分が出るようになるとは思ってもみませんでした。
今回の、「こうめサブ3.5プロジェクト」は大成功でした。でも、まだまだ進化は続けるつもり。次の目標に向かって新たなプロジェクトをスタートさせなくちゃね。


私にもできたんだから、あなたも目標クリアできますよ!


道新スポーツ 5月28日版より

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