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  • 9月14日(木)〜16日(土)  銀泉台〜赤岳〜白雲岳(北海岳〜高根が原)〜緑岳〜高原沼めぐり
    天気 曇&晴れ  

8月にちょっと予習した大雪山。今度は2泊で歩き倒してやろうとプランを立てました。前回いけなかった銀泉台から入って、赤岳を上り、そこから白雲岳の野営指定地でテント泊2泊の予定です。下山は、緑岳から。
この季節は、一般の車両が通行止めになる代わりにシャトルバスが銀泉台や緑岳下の高原温泉から層雲峡まで運行されます。そのお陰で、登った場所と下りた場所が違るルートも気軽に組む事が可能です。
普通なら日帰りコースの赤岳〜白雲岳〜緑岳のイタリアンルート(赤、白緑なので、私が命名・笑)で、のんびり2泊という行程です。
ただてっぺんまで行って下りてくるなら日帰りでも良いけれど、せっかくだから大きな山塊を実感したくて歩きつくしました。


  • 1日目

前夜は層雲峡の屋根付き駐車場で車中泊した私たちは、2日目の朝まで同行の赤ビートル夫妻と共に、6:02発銀泉台行きのバスに乗り込んだ。
なんだか遠足気分で、わくわく嬉しい。ザックは大きくて重いけれど気持ちはとっても軽い。これから始まる山行がどんなものになるのか、考えただけで顔が笑顔。天気も良いし、絶好の登山日和なのだ。
林道をガタゴト揺られながら銀泉台に到着すると、すでに車がずら〜と並んでいる。平日でこの数の車がいるとは・・・。びっくり!
銀泉台からは雲海が見える。
 

 

登山届けに縦走と書いていよいよ出発。トムラウシを目指す赤ビートル夫妻と共に、赤岳を上り始めた。白米6合を含むザックはずっしりと重いはずなのに、不思議と気ににならない。期待と共に不安もちょっぴり。

 
 
赤岳の登山道は景色も良くて辛さを忘れる。天気も良いし、紅葉が始まった木々を見るのも楽しい。
なんていい気持ちなんだろう。
 

 

 
登るにつれ山は赤が多くなってきた。思わず深呼吸したくなる。


  
赤岳山頂到着。そこから先には私たちを大きな大雪山が迎えてくれた。
 
どこまでも歩いて行きたくなるような大きな山塊を目の前にして、うれしいサプライズ。
赤ビートルさんのお友だちが白雲岳から歩いてきて、赤岳のてっぺんで再開を果たした。
さあいよいよ目指すはベースキャンプ地。

だんだんと白雲岳の避難小屋が近づいてくる。はるか遠くにはトムラウシ。

 
この日の白雲岳の野営指定地は大賑わい。道北の高校の山岳部の大会があって、高校生がたくさんテントを張っている。
ちょっと騒がしい雰囲気だったけれど、彼らの行動を見ているのも、なかなか面白かったので良しとしようか。
私たちは、暗くなるとほぼ同時にお休みタイムになったけれど、やっぱり高校生諸君は結構ざわざわしていた。
翌朝先生が「監督不行き届きで・・・」と謝りに来たけれど、そんなに気になるほどではなかったかなあ。

 


白雲岳の夕暮れはあっという間に暗くなった。
その夜の星空は見事なもので、まさに満天の星空。この空を見られただけでも幸せだった。


  • 2日目

翌朝、冷え込みはかなりのもので、テントはバリバリに凍り付いていた。キリッと冷え込んだ山の朝は清々しい。遥か遠くにはトムラウシが見える。

 




真っ青な空が、赤ビートル夫妻のトムラウシ行きを祝福してくれているようだった。


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