HOME-20度ポロトの朝「白老ポロトの森キャンプ場」
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  • 1月8日(日)〜9日(月・祝)

    今年のファーストキャンプは、急遽決まった白老ポロトの森。本当は2月の連休までお預けだったはずなんだけど、仕事が終わってからでもポロトなら行けるかも・・・という事で、決定しました。世の中は3連休。天気予報は全道的に相変わらずの雪模様のはずだったのですが・・・。

苫小牧に入ると雪はぐんと少なくなり、空模様も良くなってきた。
ラジオでは後志地方の大雪のニュースを伝えている。ここは天気が良いらしい。今年も晴れ男晴れ女伝説は続くのか?
キャンプ場には、もちろん誰もいない。積雪は20センチほど。表面は固くなっている。
早速テントを設営。雪が少ないので寒く感じる。
この季節の日は短くて、設営が終わるともう西に日は傾いている。
 

日が沈むとぐんと気温は低くなるはず。今回も、薪ストーブのありがたみを感じるキャンプになりそうだ。Fシェルに薪ストーブを取り付けて、寝室はステラリッジ。
 

水をもらいに管理棟に行くと、近くの餌台には、ゴジュウカラがおやつを食べにきている。
ひまわりの種をせわしなくつついている。
私たちも、おやつの時間。

注:冬季間は、水道が凍結してしまうので水道の水は落としてしまっている。キャンプの場合は、ポリに入れた水をもらう事ができる。でも、外に置いておいたら凍ってしまうけど・・・。

ストーブの上でこんがり焼いた餅をうまそうにほおばるkenji。

やっぱり餅は、こうやって焼かないと・・・。
VIVA!薪ストーブ!!
シェルの中は暑いので上着はなし。

 

 



空には月が出てきた。雲が無くなったという事は・・・・
冷え込むのかな?

 


 

 
晩御飯はキムチ鍋。もちろん調理はストーブの上。ストーブの上には湯たんぽ用のお湯を沸かす大きな鍋もで〜ん。

食後は、ホットラムを飲みながら、読書三昧。シェルの中は暖かい。
気がつくと、いつの間にか高速道路を通る車の音がしない。
きっと吹雪で普通になってしまったのね。
ここだけ星が出ている、静かな夜。
ラムの銘柄はハバナクラブ7年。元旦の三角山登山の時にNAOJIさんのお父さんが持ってきたお酒の残りをちゃっかり頂いてきた。うまい!
本のタイトルは「シエラの暮らし−標高4,418メートルでメシを炊く。去年、アパラチアントレイルをスルーハイクしてきた札幌在住の清水さんの著書だ。
 

 
湯たんぽの準備もできたし、ホカホカシュラフにくるまってそろそろおやすみなさい。今回も、早い就寝。


 
しっかりと冷え込んだ朝。kenjiはなにやらまだ暗いうちからごそごそ起きていた。薪ストーブにも火が入ったし、そろそろ空も明るくなりそうだし、起きようかな〜。で、午前6時。約10時間近くぐっすり寝ていた私。

 
さすがに寒い。外にぶら下げた温度計を見ると、マイナス16度くらいを指している。日の出の頃はもっと下がるはず。
テントはバリバリに凍っている。結露もなし。凍ってるから。  

あれもこれもみんな凍っている。
は〜良い天気だ〜。
鼻毛が凍る。

 

 

 
ようやく朝日が上ってきた。結局、マイナス20度まで下がった。


樹は、真っ白く凍って綺麗。
寒いんだけど、シェルの中でぬくぬくしているのにも、ちょっと飽きてしまって、結局私はポロト湖周回道路6キロ1周走ってきた。
あ〜すっきり。
冷え込んだ朝は、ピリッと引き締まって、気持ちがいい。

 

 

午前中に撤収作業をして、キャンプ場を出てポロト湖畔へ出ると、3連休の最終日。お天気の良い冬の休日をワカサギ釣りやスケートで楽しむ人々がたくさん遊んでいた。
やっぱり北国の人は、寒くても外で遊ばなくちゃ。

 

 

で、私たちは、樽前山の景色を眺めたり、ウトナイ湖で少し散策して冬の一日を楽しんだ。
 

 



 

 

 

 

 

寒いけど天気が良くて楽しい2日間だった。マイナス20度になっても外で遊べるもんだ。

 

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