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  • 2005年1月18日(火)〜19日(水) 曇り〜晴れ
    今年の最初のキャンプはサヒナ。ずっと前に行ったときの印象があまりよくなくて、その後大人気のキャンプ場ながらなんとなく避けていました。この時期に営業しているキャンプ場が限られているため、再びサヒナへ。最初に利用したときの印象はどこへやら。とても気持ちよく過ごす 事が出来て大満足のスノーキャンプになりました。

何度通っても支笏湖周辺の倒木を痛々しく感じながら、昼すぎにニセコに到着。まずはニセコ町の奥土パン工房へ向う。天然酵母の生地を手作りの石釜で焼いた素朴なパンを作っている。関西から移住してきて30年弱になるというご夫妻でやっている店だ。ここで、黒豆パンとフォカッチャを購入。
    
そして次は、道の駅で野菜を調達。あとはサヒナに向って一目散。本当はもっと早く到着したかったんだけど、うまい具合にチェックイン時間直後にたどりついた。
冬キャン用サイトはセンターハウスのすぐ横。二人なのにでかいテントなので陣地を広げるために重機で雪を圧雪。その後は、二人で雪かきを使って場所を確保した。
さて、今回はティエラのインナーをつけずにコットで寝る作戦。もちろんチビ薪ストーブも設置した。いざとなったらセンターハウスがあるし。

  

1メートルくらい高いところの雪の上に今回の私たちの陣地ができた。この日は以外に温度が高く、日が暮れてもちょうどマイナスになるくらい。覚悟してきただけになんだか拍子抜け。

 

周りが暗くなるとセンターハウスの明かりがきれい。冬場はここで調理や食事をすると聞いていたので早速調理器具と食材を持ってセンターハウスの中へ。もちろん貸切状態なので誰に遠慮する事もない。
kenjiは最初センターハウスで過ごす事を「そんなのキャンプじゃない」と難色を示していたが、やってみると意外に快適。窓から見えるスキー場のナイターの明かり。そしてテントからもれるランタンの明かりと眺めているのも気分がいい。センターハウスに設置された大きなキッチン薪ストーブも、鍋を乗せておくのにぴったりだ。

 

今夜のメニューはニセコの野菜のポトフとラムの香草焼き。フォカッチャを添えて・・・・。なんだけど、kenji用に白いご飯もあり。ストーブの上の大なべはサヒナのものでお湯が張ってある。

 
 

センターハウスの窓から見えるスキー場のナイターの明かりもなかなか美しい。いつの間にか空は晴れてきて星も見えている。静かなサヒナの夜は更けていった。

 



 

雪の上に置いたコットの寝心地はどうだろうか?寒くはないのかな?と少し不安はあったけれど夜になっても気温はマイナス10度程度。これならなんとかなるだろうと薪ストーブにはたくさんの薪と炭を放り込んでシュラフにもぐりこんだ。
 

 

翌朝は、すばらしい天気。オレンジ色の朝日が東のそらから上がってくるのを待っているのはとても良い気分。テントの中からも羊蹄山が見える。来て良かったねと思う瞬間だ。

 


 





 

 

 

 

 

 



 

 

羊蹄山もアンヌプリも冬の空に輝いている。
さあ、今日は少し森の中を歩こうか。

 

 

 

 


 

アンヌプリスキー場横のいこいの森の中をスノーシューで散策。スノーシューの雪遊びも結構な運動量だ。
しばらくスノーシューハイキングを楽しんでからキャンプ場に戻った。
スノーシューハイキングの様子は、「雪遊びのレポート」をご覧ください。

 








  

サイトからの眺め、センターハウスからの眺めを再び楽しんで、サヒナを後にした。シーズンオフにまた来ようと話しながら帰ってきた。
冬でも快適な過ごし方ができるサヒナは、もう一つの冬キャンスタイルができる素敵な場所だった。テントの中の薪ストーブもセンターハウスも快適に過ごすための重要な要素だったと思う。 
 

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