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外遊びレポート2005 >
白老ふるさと2000年ポロトの森キャンプ場
- 11月2日(水)〜3日(木)
この秋は暖かい日が続いていて、いつもなら気合を入れないと出かけられないような季節だけれど、まるで1ヶ月前くらいの気温に助けられました。今回は初物のテントもあってkenjiは前の晩はうきうきわくわくでとんでもない時間に目が覚めたりしていたようです。
行き先はポロト。今年は春に行ったきり。紅葉がまだ残っているかなとワクワクしながら出かけました。
湖畔からポロトの森に入ってくるにつれ、もみじの真ん中にすっぽり入っているような感覚になってくる。キャンプ場に到着して受付を済ませ、紅葉の具合をたずねると、まだまだ大丈夫とのこと。ホッと一安心して誰もいないサイトに向った。この日は、私たちの他に暗くなってから一組の予定。サイトの場所はどこにしようかあれこれ検討して、さあ初物の設営。うれしそうなkenjiだった。
設営を終えるともう暗くなってきて、晩御飯の準備を急ぐ姫。・・・急ぐというわりにたいしたものは作っていませんが・・・
寒くない・・・11月なのに・・・。外でご飯でも凍える事もなく、ご飯を食べられるのはやっぱりありがたい。食事の後は、温泉に行って身体を暖めて・・・。
暗くなってから到着したお隣さんと二組。静かなポロトの夜だった。夜中にはやっぱり鹿の鳴き声が聞こえた。ワイルドなポロト。
早朝に目が覚めてトイレに行ってから、次にまだぐっすり寝込んでしまって目が覚めたら7時半を過ぎていた。家にいても5時には起きている私たちが、8時近くまで爆睡してしまうなんて・・・。テントから出るともう日が上っている。
なんてこった〜。
朝になって周りを見ると、昨日よりも葉っぱの赤い色が濃くなっているような気がする。
心配していた雨もなさそうで一安心。
朝ごはんを食べて一休みしたら、今回の私の目的の場所「もみじ平」まで散策。ウツナイ川の両脇の自然歩道をぐるっと一周して約6キロ程度の道のりだ。もみじ平にはトレイルランで夏に行った事があったけれど、秋は初めて。ぜひ紅葉の時期に訪れたいと思っていた。
トレイル入り口の看板・・・。いつもの事だけど・・・。一応熊鈴(大)持っていざ!
ん?熊?
いるじゃん!
もみじ平に行くまでのトレイルもヤマモミジが真っ赤に色づいている。本当に、もみじの中にすっぽりの気分。
今年はいろんな場所で紅葉を見たけれど、どれも紅葉を外から眺めた感じだった。ここでは、中から紅葉見物。
山で見下ろす紅葉とはまた違った味わいだ。
気持ちのよい道を歩いていくと・・・。
去年の台風の後、木々がばっさり倒れていた場所も、余分な幹が整備され、残った根の部分の周辺にもすでに笹や葉がたくさん生えていて、自然の回復力に驚く。
春に来た時は、ここは丸坊主状態だったのだ。
あまりに綺麗なもみじの中を歩いていて、ついに我慢が出来なくなって走り出した・・・・。気持ちいいぞ〜。
もみじ平に到着。周りがもみじに囲まれて、まあなんとも気持ちがいい。
夏に来た時とは全く違った趣だ。
やっぱりここは秋に来る場所だった。
帰りはウツナイ川の反対側を通ってキャンプ場に戻る。途中のカツラの木の甘い匂いがぷ〜んと鼻をくすぐる。
ウツナイ川を渡ってキャンプ場に戻ってちょっと早いお昼はカレーうどん。
歩いてきたのでお腹はぺこぺこ。食べたらkenjiは昼寝。
kenjiの昼寝中に私はもちろんランニング。今度は湖畔沿いの周囲約6キロの自転車道を走る。湖畔の片方は車も通らないのでとても静か。落ち葉の踏み音で、鳥たちがびっくりして湖畔から飛び立つ。
見慣れたカモに混じって、真っ白な大きな羽がふわり。ダイサギだ。2羽のダイサギが優雅に湖面を飛んでいった。
日の沈むのが早いこの季節は、あっという間に一日が終わってしまう。暗くなる前に撤収して、記念写真を撮った。
最後にポロトの湿原に架かる橋をちょっと散策して、帰路についた。
秋のポロトの散策は恒例にしたいなあ。もみじの中にすっぱり覆われたような感じはとても気持ちが良かった。
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