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外遊びレポート2005 >
ポロト湖
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2005年2月17日(木)〜18日(金) 曇り&晴れ
ワカサギ釣り用のテントを本来の目的でも使ってみなくてはという気持ちになって、ワカサギ釣りに挑戦してきました。kenjiは以前は釣が趣味だったのですが「ワカサギなんてものは釣ったことがない!」と頼りになりません。入漁料を払うようなところなら、釣れなくてもそこそこ楽しいかもしれないと、行き先に悩んだ末に白老の「ポロト湖」へ行ってきました。
kenjiが前日釣具屋で道具を買ってきた。あとは「餌」を調達するだけ。行き先は、どうする?釣具屋さんの情報でも茨戸や石狩が釣れているらしい。しかし、何しろ初めてだし、真剣に釣をするというよりは、テントを張って釣りでもやりましょうくらいの私たちにはちょっとヘビーかも・・・。氷に穴を開ける道具も貸してくれるらしいし、私は釣れなくてもポロトの周りを走れるし・・・と、今回もジョギングシューズ持参で、いざポロト湖へ。途中の釣具屋で餌を買い、袋を見てびっくり!!ウジじゃん!私は、ウジは嫌いなのだ!!しかも動いている。(当たり前か!)こんなの手でつまんで針につけるのかい!ぎょえ〜〜!!
ポロト湖へ到着して、管理棟でお金を払おうとすると今日はいらないとの事。もう3時30分近かったのでおまけしてくれたのだ。平日は3時までが受付時間になっている。氷の上では、まだ数組が釣り糸を垂れていた。
「あの人たちは今晩もずっといるんでしょうかね?」
「いや、暗くなったら帰るでしょう。」
「ここに泊まってもいいですかね。」
「ああ、いいよ。」
「ありがとうございますぅ。トイレは何時で閉まるんですか?」
「もう閉めるよ。」
早速、荷物を車から降ろして、近所のゴンさんに借りた「gon&rina号(2連結そり)」に乗っけて、氷の上へ。ちょっと恐かったけど、氷はビシッとしていて大丈夫みたい。40センチくらいの厚さがあるらしい。
まだ残っている釣り人たちの様子を見ると、やっぱりあまり釣れている風でもない。これはメダカ?っていう位の小さい小魚が釣果のほとんどのようだった。
簡単便利なフィッシングシェルをバタンと立て、とりあえず薪ストーブ設置。火を入れてちょっと暖まってから、まずはトイレに向う。ポロトコタンのところのトイレも17:00で閉鎖になるとの事。それ以降は、近くの生協にでも行くしかない。携帯トイレ持ってくれば良かった。
釣りは翌日のお楽しみにして、まずは晩御飯の準備。その間kenjiは、近くの穴でちょっと試してみたがすぐ戻ってくる。寒くてたまらないそうだ。中は、ポカポカ。
晩御飯はスーパー簡単メニュー。フリーズドライやら家から持ってきたおかずやらでも、キャンプらしくて楽しい。
氷の上にいるということもすっかり忘れて、しまいそう。
こんなことしてる私たちってやっぱり変わり者かな?
外はだんだん冷えてきて、釣り糸も凍りそう。さあ、明日は果たして釣れるのか?それより何より、ウジを手で触って針につけられるのか?
ポロト湖はすっかり静まり返って
氷の上は、私たちのシェルだけ。
・・・・さて、氷の上で寝るとするか〜。ダンボール、銀マット、インナーマットと敷いた上に、シュラフを置いて潜り込む。氷の上で寝るなんて、割れたらどうしようと気になって眠れないんじゃないかと・・・・・・。とんでもない、10時間近くも爆睡してしまった。なんたる根性。
・・・翌朝・・・
無事、朝になった。外は晴天。ギリッと冷えている。寒い。外は靴がキュッキュッと音がするほどになっている。鼻毛は凍る。そんな気温だったのだ。マイナス16度。
テントはバリバリに凍っている。爪で引っかくと雲母のように次々と氷がはがれていった。
煙突の煙が暖かい。さあ、天気もいいし。今日はワカサギの天ぷらが食べられるのかな?
意外に釣り人の出足は悪く、明るくなってもまだ誰もいない。
朝日が上がってきた。いい天気だ。
なんだか気持ちの良い寒さだ。
シェルの中のシュラフを片付けて、早速釣りの準備を開始。氷に穴を開けるのを見るのも初めてなので、なかなか面白い。まるでカキ氷を作っているみたい。
ドリルでぐるぐる。ぐるぐる。
はい、準備完了!
問題の餌付けはどうなったかって?それが人間慣れるもので・・・。私は素手でウジをつまんで針につけて、はさみで半分にチョン!平気だったのさ。kenjiは最後まで素手では掴まなかった・・・。
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