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外遊びレポート2004 >
賀老高原キャンプ場
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2004年5月30日(日)〜31日(月)
月1回の連休キャンプ。今回は夕方出発というパターンはやめて、真夜中出発。 前日少し早めに寝て、夜中に起床。午前2時半頃自宅を出発した。 この時期は日が昇るのが早い。 ちょうど小樽過ぎたあたりですっかり明るくなってしまった。本当はもっと早く出発して現地で朝を迎えたかったんだけれど・・・・。原因は、姫起きられず。 でも、島牧に向かって海岸線を走るときには、きらきらと輝いた海と、残雪が美しい狩場山を見ることができたので、満足。 何度、「きれいだね〜。新緑の季節だね〜。」と言ったことか。
賀老高原に向かう道に入ると前に車が一台。ずいぶんと慣れた感じの運転でどんどん上っていく。キャンプ場に近づくにつれ道の両側に車が。ああ、山菜採りだ。駐車場に到着するとすでにたくさんの車が止まっている。すでにどっさりと「たけのこ」を採って、帰り支度をしている人もいる。 しかし、テントはひとつもなし。キャンプを楽しむ人はいないようだ。
設営は後回しにして、自然歩道の散策と滝の見学に向かった。
自然歩道に入ると周りの山菜銀座の雰囲気とは全く違って静かな空気が流れていた。ブナの森の空気を何度も深呼吸。本当にリフレッシュすることができた。
次は、賀老の滝へ。滝の展望台には650メートルほどの下りの坂道を降りなければならない。かなりの急坂が続く。と言うことは帰りは・・・・?かなり降りたなというところまで来たら目の前には、賀老の滝が水しぶきを上げていた。雪解け水や雨で水量が増えている時期で、ゴージャスという言葉がぴったり来るような流れだ。
そして朝日をあびて虹がキラキラ光っている。 滝にかかる虹は、お天気のよい午前中にしか見られない。早起きして家を出てきて良かったと思った瞬間だった。
私たちは、マイナスイオンをたっぷり浴びてしばらくはそこにボーっとしていた。気持ちい〜い。
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賀老の滝 |
千走川(ちはせがわ)の流れ |
のんびり滝見物をした後は、今降りてきた急な階段を上らなければいけない。かなりの急坂にkenjiは時々休憩を入れる。ちょうど疲れてくるような場所に、ちゃんとベンチが設置してあるのがうれしい。下りの倍くらいの時間をかけて、ようやく入り口に戻った。汗びっしゃりのkenjiだった。
坂の途中で何かを必死に撮影する姫。
ようやくキャンプ場に戻り、設営を開始。テントを張って、朝食を済ませると、眠気が襲ってきて、しばしお昼寝。
至福の一時だ。気持ちよく寝ていると、夢うつつで、まったりした関西弁の楽しそうな会話が聞えてくる。たけのこご飯・・・。んっ?
目をさますと、私たちのテントの横で、楽しそうにたけのこの皮剥きをしている女性が二人。話を聞いてみると、関西から転勤してきた女性で、去年ここに来た時に、たけのこ採りを教えてもらって楽しかったので、今年はたけのこ採り目当てで先日から近くに泊りがけできているとの事。採れたてのたけのこを、「たけのこご飯」にして食べるとはなんと通な方たちか。2年前から北海道に住んでいるとの事で、北海道の自然を楽しんでいらっしゃる様子。一緒に写真を撮らせてもらった。
それじゃあ、私もと晩御飯の分だけ取りに出かけてみた。OK!晩御飯に「たけのこご飯」と「焼きたけのこ」がメニューに加わる。
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午後、キャンプ場の奥の「樹海の森」まで足を伸ばす。
ここは午前中の自然歩道よりもっと静かな感じで、いかにも「熊」さんがいそうな雰囲気。ブナの大木は不思議と人間の心を癒してくるようで、すっかりリラックスした気分になった。このあたりは「山の神様」がいるとのこと。本当にそんな感じがした。
この賀老高原一帯のブナ林は日本一の規模との事。そして、賀老の滝は、日本の滝100選のひとつだ。
北限近くのこのブナ林の新緑は、すっかり私たちの心を癒してくれた。
賀老の滝周辺の写真は、「写真歳時記」にアップしました。
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散策の後は、近くの「千走川温泉」(400円)で汗を流して、晩御飯。
メニュー「竹の子ご飯」、「焼き竹の子」「ラムチョップステーキ」(またスーパーで半額だったので買ってあった)「アスパラバター焼き」「味噌汁」
竹の子ご飯は、お米を3合炊いて二人で残さず食べました。恐るべし、kenji&姫の食欲。 |
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誰もいなくなって辺りが暗くなってくると急に眠気が襲ってきて・・・・。熊さん、今夜はここで寝させてください。
明日は雨なのかな・・・・・・。
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夜中に、外でガサゴソいう音で目が覚めた。
あれ?なんだろう?
キツネか?いや・・・・いや違う!
まっ、いっか。ここには食べるもの何にもないよ。
昨日全部食べちゃったからね。
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テントの外が明るくなりかける頃、
「ポツ、ポツ、ポツ」
ありゃ、やっぱり降ってきたわ。天気予報どおり!
と思っていたら、早朝から車の音が・・・
今日も、山菜フリークがお出ましです。
じゃ、私もお昼の分を採りに行くか。
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