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  • 9月11日(日)〜12日(月)
    釧路川での初めての川下りの興奮冷めやらぬうちに、また川を下りたくなってしまいました。で、やっぱり地元の千歳川。前日からテント張ってキャンプする必要も特にないんだけど、kenjiも希望で前日夕方からテント泊。近いところはモラップだけど、今年は何度も行き過ぎてるし、美笛キャンプ場手前の湖畔にテントでも張るか〜と、とりあえず最小限の荷物を持ってでかけました。
    その場所に行ってみると、釣り客たくさん。落ち着かないので、大枚はたいて(一人1000円だけど)、美笛キャンプ場に入りました。

到着したのが午後6時過ぎ。すでに夕方の気配が漂って薄暗くなってきている。管理棟で受付をすると、「今日はお客さん少ないからゆっくりできますね」との事。なんでも土曜日は、300組だったとか。ひょえ〜、そんな時に来なくてよかった。この時は全部で10組ほど。がら〜ん。美笛は空いている時に限る。

 
静かな美笛でしばしのんびり。明日は、千歳川。


晩御飯は、さんま。一匹58円也の特売品だったので、ちょっと油のノリが悪かったかな〜。
しかし、炭火で焼いたさんまはうまい。
煙で写真はボケちゃった。
家から持参のかぼちゃの煮つけと秋刀魚で秋の味覚堪能。
二人で200円の夕食ですが・・・。

 


星空を眺めて明日の川下りの予習を・・・。


すっかり日の出が遅くなってきた9月の中旬。ちょっと寝坊しても朝日は見られる。





 
美笛の朝はやっぱり最高だ。やっぱり外で迎える朝は気持ちがいい。

さて、今回のメインイベントである千歳川に向けて出発準備。2艇を車の上に積み込んでいざ〜。少し前の台風の時の支笏湖畔の大雨の影響なのか、湖畔には増水注意の看板が。このぶんだと千歳川も水量が多いのだろうな。
 

車で走ること数10分。私にとっては、千歳日航マラソンでお馴染みのサイクリングロード脇のスタート地点に到着。第一ウサクマイ橋を越えた場所だ。マラソンでは35キロすぎの厳しいポイント。ここから川へ降りる。
 
木製のテーブルと椅子も備えてあるこの園地で、昼食準備。動く時にお腹が空いては力が出ない(というのが私の基本スタンス)。焼きうどんを作って、おにぎりと一緒に食べた。(炭水化物過多ですが、運動前には炭水化物が一番)
さあ、いよいよ準備完了!
 
スタート地点の流れは以外に速い。kenji、ここで緊張のあまりトイレへ。乗り込む前に諸注意色々。
「いいか!ひっくり返っても、絶対パドルは離すなよ。」
「一旦、上陸して様子を確認する場所わかるか。」
「カーブは、内側行くんだぞ。」
「あんまり、先に行くなよ。」
・・・・・はいはい〜。わかったよ〜。気持ちはそういうつもり。でも、どうなるかわかんない。
 
いよいよ乗り込んで、きゃっほ〜。なんか笑ってるし。スタートは一応kenjiが先立ったんだけど、追い越した。
そのまま先導?だって、止まんない。
川の両側から迫る木の枝も、かなり前から余裕で確認。間をうまく抜ける。できるじゃん。中州もあってどっちへ行ったらいいのか、一瞬だけ悩む。え〜いどっちでもいいや。

通称「まなぶ」と言われる場所に到着。
なんだかこの辺は流れが渦巻いていて、不思議な感じ。
スラロームゲートがあったりして、練習している人で賑わうそうだが、平日だから誰もいない。
ここまでは順調だ〜。
 

 

ウサクマイ橋が見えてきた。
ここは無事余裕で通過。その後、木が両側から迫ってきていてなかなかおもしろい。
そして、次のポイントは、南長沼用水の頭首工だ。
本によると、左側が通れることが多いので、一旦上陸して確認する事と書いてあったはず。
でも、なんだかんだで近づいていくとゴーっと音がする。
左側の魚道の左壁ぎりぎりに行けば大丈夫と本に書いてあったはず。
でも、何故か右壁に行ってしまった。おっと、軌道修正・・・している内にkenjiが先に行った。
私も無事あとをついていく。真ん中辺りが、ゴーッと波が立っていて、おもしろい。無事通過。
この後も、中州をあっちへ、こっちへと無事通過。奇跡か??本人は危なげなくと思っていたけど、はて?
しばらくすると、いよいよ落ち込みが・・・!おお〜、音がする。すごいわ。滝みたい。
先に進んでいた私は、小さいビニールボートみたいのに乗ったおじさんが、ひょへ〜っと降りて行ったのを見た。
え〜、あんなのでも、大丈夫なわけ?
さすがに、ここは一旦左に上陸してスカウティング。ちょっと前で倒木が塞いでいて通れなかったようだが、そんな様子もない。台風の時の増水で流れてしまったのか。ウォータースライダー状態だ。
丁度、河川事務所の人が、水量チェックをしに来ていた。たしか91センチと言っていたはず。これは多いのか?
ひとしきり確認した後、kenjiは私に聞いた。

「下りるのか?」
・・・・へっ、あったりまえでしょう。大きく頷いた。
「いいか、あそこの真ん中からまっすぐ下りるんだぞ。」
・・・・うん、わかってる。それ以外にルートはないでしょう。
「いいか、ここから少し上流まで戻ってから下りるんだぞ。」
・・・・・そりゃ、そうだ。大丈夫だって。いくぞ〜。

 
まずは慎重に上流に戻って戻って、
 
よし、行くぞ!一瞬ぐらっと左側に傾いた。どうやったかわかんないけど、立て直した。
やった〜。思わずバンザイをした私。

これによって、kenjiも怖いながら(?)下りなければいけない羽目になった。残念ながら写真はなし。
(私、カメラ持ってないし)
 
この後ゴールはすぐそこ。無事ゴールに到着して、せかくだから浮かんでみた。バンザイ!

なんだこれは!?
 
ゴール地点に迎えに来てくれたのは、mamiちゃん。仕事が終わってからわざわざ寄ってくれた。
私は、車が来るまでお留守番。

初めての千歳川。未経験の二人で下ると言う冒険も終了。結局、事前に予習していたことは、あまり思い出さずに下りてしまったけど、楽しかった。また来よう。

後日談:このあと日帰りでいった千歳川で、二人とも「初沈」を無事体験。すっきりしました。

 

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