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  • 2004年7月29日(木)〜31日(土)

 覚悟はしていたけれど・・・。学校が夏休みになりどこへ行ってもキャンプ場は混雑が予想される。まして人気のキャンプ場。一体、どんな按配になっているのかという怖いもの見たさが半分。あとの半分は、支笏湖の朝日を見たかったこと。
もう一つ美笛を選んだ理由は、この連休の間にkenjiが千歳に用事があって夜出かけなければいけなかった事。ここなら、その時間だけ抜け出してまた戻ってこれる。

幸い天気も良さそうだし、行ってみるか〜。大混雑の美笛。


今回は早朝から支度をして午前9時過ぎには美笛に到着。入り口の正面のテントの並び方を見て、ちょっとぎょっとしたのだけれど、受付で「まだまだ今日は空いてますよ〜。」と言われて中へ。
場所選びで、kenjiと私の意見が対立。当然、この暑さを避けてkenjiは木陰を主張。そりゃそうなんだけど、今回の私の目的の半分の朝日を浴びて起きるには、湖畔に面していなければいけない。いやがるkenjiを説得し、湖面のすぐそばにテントを設営した。少しでも前に余裕がある場所なら、あとで私たちの前にテントが・・・という事になりかねない。両隣のテントは我慢できても、目の前に見えるのがテントじゃ〜混雑する場所に来た意味がない。

   

この景色を見る限りは、混雑ぶりがわからないでしょ。お隣さんとのテントの距離もほどほど。いつも周りに誰もいないのに慣れている私たちには、かなり窮屈な感じだが、たぶんこれが普通のスペースのはず。

家族連れで賑わうキャンプ場の様子は、平和な光景に見える。のんびり湖面を眺めているうちにkenjiお出かけの時間が・・・。いってらっしゃ〜い。


さあ、つかの間の自由(笑)。しばしボケーッと周りを眺めて、周囲の家族のドラマを勝手に作り出して楽しんだ。
あとは、一人の腹ごなし。フリーズドライのカレーを作って、アペタイザーにはブルーチーズとトマト。ビール缶もプシュッ。


 

ムヒヒッ。kenjiはお酒を飲まないのです。私はたしなむ程度ですが、暑かったのでつい(笑)。
カレーを食べていたら、あら〜もう帰ってきた〜。19:00のゲート閉門に間に合うように急いで帰ってきたらしい。
 
日も暮れてきて、ようやく涼しくなってきた。

 10時過ぎには周りも静かになって、意外に快適。明日の朝日をみなくちゃいけないので、早めに就寝。


午前4時に起きた時にはすでに周りは明るくなり始めたところ。もうすぐ湖面から太陽が出てくる。待つこと数10分。夏の太陽が顔を出したと思ったら、どんどん上っていった。


 

この日も、なにやら暑くなりそうな気配。暑くなる前に朝ご飯。

  

しばし休息してから、美笛の滝見学へ。mo-chanママさんが先日行ってきてとっても良かったという話だったので、ぜひ行ってみたいと出かけた。荷物を背負うのは私。私の体力の方が上だからしょうがないね。

 
入り口から滝への道はかなりワイルド。夏場は草丈が高く生い茂っているので、本当は長袖がいいんだけど・・・。
とにかく暑かった!途中の清流では涼しい風が吹いて少しホッとしたものの、頂上までの道はまだまだ。

 

 


ようやく到着した「美笛の滝」。涼しい〜、ここまで来た甲斐があったね。

 

 

滝の下で水浴びを楽しんで体を冷やした私たちは、次の目的地「苔の洞門」へ。
ここは、以前は中まで見学できたのだが、数年前から崩落の危険があるということで入り口までしか入れない。

 
入り口までのゆるやかな上りの道は広葉樹林。300年近く前の樽前山の噴火で全滅したあとにできた森林だ。

 
数百年前の噴火でできた凝灰岩が浸食されてできた渓谷に苔が生えてできたのが苔の洞門。
この手前が見学用のテラスになっている。昔は中まで入れたんだけど・・・。
ここは涼しい風が吹いて、別世界。しばし涼んできた。



静かな湖面に夕暮れが訪れたのだけれど・・・。
夕方から次々とキャンパーが訪れる。あ〜今日は騒がしい夜になるのかな〜といやな予感がしたけれど、  気を取り直して夕食の準備。今夜はラザニア〜。

 

たまにはこんなお洒落な夕食もいいね。
・・・・・・・・これで静かな夜ならもっと良かったんだけどね・・・・・
 



騒々しい夜も、この朝日で帳消しにしよう。朝日を浴びるとエネルギーが出るね。


家族連れでカヌーを楽しんだり、子供たちが湖畔で楽しそうに遊んでいたり、いつものひっそりキャンプとは違った風景が目の前で繰り広げられていました。「夏休みだな〜」と実感できるキャンプでした。

夏休み真っ盛りの人気キャンプ場の喧噪はなかなかのもので、マナーの悪い人も多かったのが残念だったけれど、新しくこの春から赴任した管理人さんには頑張って欲しいと思います。
 

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