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外遊びレポート2005 >
旭岳青少年野営場
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2005年9月21日(水)〜22日(木)
kenjiが秋になったら行きたいなと言っていた旭岳。少し前に赤ビートルさんが行ったレポを拝見してますます気になってしまいました。キャンプ場が9月末までと言うことだったので、ここしかないというタイミングで旭岳紅葉見物に出かけることになりました。
出かける2週間くらい前から私はあれこれルート調査。せっかく行くのだから旭岳にも登りたい。しかし、当初のkenjiの返事は・・・「ロープウェイで登ってその周辺の散策でお腹いっぱい。そこから上に登るなんてとんでもない!」ときっぱりした返事だった。何〜、そこまで行って登らないだと〜?私には信じられない話だ。
しょうがないと密かに山頂から先の周回コースやら何やら調べていた私。3日くらい前から、すこしだけkenjiが乗り気になってきた。ロープウェイは上りだけ使って、帰りは足で下りてくると言い出した。前回のイワオヌプリ登山で下りは得意だという事がわかったためか?
そして出発の前日、天気予報では、大雪山初冠雪の予報。ひょえ〜寒いの覚悟しなきゃ。
という事で、旭岳行きは完全冬装備の準備となった。
朝7時過ぎに家を出て一路旭岳へ。途中の道路からは真っ白になった朝日だけの山頂が見える。うわ〜降った〜。どんどん標高が高くなっていくにつれ空気がキンと冷たくなっていくのがわかる。
キャンプ場に到着。がら〜んとしてまだ誰もいない。管理棟を覗いてみると管理人さんお留守。そうしている内に、東川町の名前が書かれた軽トラックが到着する。なんだかんだしていると管理人さんが奥から出てきた。
なんでも、キツネが一匹わなにかかったと言う事だった。役場の人は、そのキツネを山の中に放しに行くためにやってきたようだった。
このキャンプ場では、キツネの被害が多いらしく、前日もテントを破られた人がいるとの事。
人間が食べ物を与えるからこんなことになってしまう。
かわいそうなキツネはまだ子供の顔をしている。オリに入れられて、ブルブル震えていた。
キャンプ場は、結局赤ビートルさんと同じDサイトを選択。他に利用者はだれもいないから選び放題だったけど、管理人さんは今回はEサイトを推薦していた。
なかなか落ち着くキャンプ場だなというのが感想だ。さっきまで綺麗に見えていた山頂がすっかり雲にかくれて見えなくなってきた。と思ったら雨も・・・。天気予報どおり。しばし昼寝。
雨が止んだので、周辺の自然探勝路を散策。見晴台コースに入ってみたら、思ったよりも上り下りが多くてちょっとびっくり。見晴台では、旭岳の他、化雲岳、十勝岳が見えるはず。・・・曇ってる。しばし待つ。
だんだんと上空の雲の流れが早くなってみるみるうちに青空が出てきた。山の天気は変わりやすい。
おお〜見えた、見えた。雪で白くなった旭岳の山頂が!綺麗だ〜。しかし、明日はここを登るのか?大丈夫??
その後、旭岳ビジターセンターで情報を仕入れて、キャンプ場に戻った。明日のルートはお天気次第。姿見駅までロープウェイで行って、無理ならそのまま下まで下りて来るか、はて明日の天気は・・・??
ここのキャンプ場のトイレはなかなか立派。自動点灯の証明設備や、綺麗な洗面台やら、寒い時に暖を採るのにいいスペースもある。
テントサイトは、A〜Eまで大きな木で区切られている。
この時は、私たちが到着したすぐ後に、中国人のバックパックカップルが1組と、あとは夜になってから数組。うち一組は外国人。なかなかインターナショナルなキャンプ場だ。
夕方になって日が沈む直前、再び山頂が雲の隙間から姿を見せた。明日はどうかお天気になってくれ〜い。
すっかり焚火が似合う季節になった。
晩御飯は、炭火で焼いた豚肉で豚丼。
ついでに明日のおにぎりの鮭も焼いた。
寒いけど、虫もいないし、鉄瓶の湯気が心地よい季節。
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