HOME2008東京国際女子マラソン−Final!
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  • 第4章 - 東京国際女子Finalに感謝して

 今年も多くのランナーとの出会いと再会があり、多くのサポートに助けられ、そして多くの応援に励まされました。
30回目で最後となった東京国際女子マラソンは、「女性が走ること」を次のステージに橋渡しをして役目を終えたのかなと思っています。
 この大会が始まる前は、女性が走ることが珍しい時代であり、まだ男性中心のスポーツだったと思います。1979年に第1回目が開催され、フルマラソン でも女性は走ることが可能だという事を世の中にアピールすることができました。今では、競技として日本では女子マラソンは世界のトップレベルに上り、一方市民ランナーの中でもフルマラソンを走る女性はどんどん増えてきた時代でした。
 そして、これからは、あたかも社会の中の女性の位置づけと同じように、もっと多くの女性が普通にフルマラソンにチャレンジし、走る事の楽しさを感じる時代になっていくのだと思います。
 国立競技場からスタートして、世界でも有数の難コースと言われる最後の坂を含んだ42キロを走って、再び競技場に戻ってくるこのコースをランナーが走る姿を見ることができないのは残念だけど、2008年11月16日、1000名の女性が、美しく爽やかに東京を駆け抜けた風景は、応援してくれたみなさん、そして走ったランナーの心の中にいつまでも残ると信じています。

ありがとう♪東京国際女子マラソン!
30回のうち3回と10分の1参加する事ができて幸せでした。
この大会で出会う女性ランナーは、皆同じように悩み苦しみ、そして走ることを楽しんでいる素敵な女性でした。
だからレースの前もレース中もそしてレースが終った後もみんなが不思議な連帯感の中で
互いを思いやり、励まし、称えあうことができたのだと思います。
またいつか機会があったら皆さんと一緒に走ってみたいと思います。
  みゅうさん。ひまわり2さん。ありがとうございました。

3年間沿道で大きな声で名前を呼んで応援してくださった皆さん。
目印の旗を持ち、コース上の何箇所も電車で移動しながら応援してくれた皆さん。
カメラを構えて私が通り過ぎるのを待っててくれて、すばらしい写真をプレゼントしてくれた皆さん。
いつも困っていることがないか気にして世話をしてくれた友だち。
坂道を大きな声で叫びながら一緒に走ってくれた仲間たち。
沿道で私たちが走りやすいように守ってくれたボランティアの皆さん。
毎年、ゴールで自分の事のように喜んでくれタオルをかけてくれた女性役員の方々。
スタート前私たちとリラックスさせる言葉をかけてくれた役員の方々。
その他、この大会に関わった多くの関係者の皆さん。
本当にお世話になりました。ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、黙って走らせてくれた夫には特別の感謝です。
どうもありがとう。

2008年1月19日2008年2月8日馬追運河のハクチョウ洞爺湖マラソンこなつ歴船川河口別海パイロットマラソン
寒くて顔が凍るような事もあったし、レースを走ってもうまくいかない事もあったし。
でも、田舎の季節の移り変わりを感じながら、走ってて良かった。

これからの人生、今まで走ってきた時間よりずっと短い時間しか走ることはできないと思うし、
寒い冬も、緑萌える春も、短い夏も、あっという間に通り過ぎる秋も
もっと大切にして生きていかなくてはいけないなと感じています。
本を読むこと、音楽を聴くこと、川を下ること、山に登ること、夫やこなつと過ごす時間。
すべてをバランス良く限りある時間の中で楽しみつつ
これからも自然体で、走っていきたいと思います。

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