旅するカヌー 歴舟川 2015 9/26-27

去年の9月、これ以上はないくらいの好条件だった川旅メンバーで今年もチャレンジ。
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去年のあの天気を超えることはそうそうないかもしれないけれど、増水で中止なんてことにならなければそれでよし!
天気予報は、イマイチ。雨も覚悟の出発でした。
しかし、漕ぎ出してみれば、光はなくともきれいな水だし、広い河原と大きな空は変わらず。歴舟上流の渓谷美もそれはそれはすばらしいけれど、歴舟川の醍醐味は下流の広い景色にあるんじゃないかと思っている。
普段は、一緒になることのない3組。ファルトとカヤックとカナディアン。それぞれ住んでいる場所も違う。それぞれの繋がりは少しずつあるけれど、全員の共通点は去年のあの旅するカヌーの同志だという事。
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荷物を満載に積んで慎重に下流へと進み、広い河原を眺めながら、キャンプ地を選ぶ。それが結構楽しい作業だ。
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夜中に雨が降る予報だったので、増水して流されたら洒落にならない。少し高いところにキャンプ地設営。雨に備えてタープも張った。

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あとは、盛大な焚き火をやるのみ。もちろん焚き火で料理も。
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晩ご飯は、大樹産の鮭が入った石狩鍋。寒いからと暖かい鍋物にしたけれど、曇り空故、焚き火のそばにいると猛烈にに暑い(笑)

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旅の話に華が咲く。ユーコンを9日かけて下ったIさん。遠いユーコンに思いを巡らし、焚き火の炎を眺めます。
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暗くなるのが早いので、ご飯が終わって一段落して、Iさんの奥様が持たせてくれたおいしいスイーツを食べてもまだまだ8時前。
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十五夜前夜の雲の隙間からぼんやりと見えたり。天気は持ちこたえていました。

早々にテントに入り、石だらけの地面に背中を付けてぐっすり眠りにつきました。夜中に、ちょっとだけ雨の音を聞きました。
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朝、テントを出るとすでに朝の焚き火が始まっていました。昨夜の大量の薪は燃やしつくし、朝の分の薪を調達。
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パーコレーターで、超のんびり淹れたコーヒーを飲み、朝ご飯のうどんを食べ、霧雨で済んだことに喜びつつ、出発の準備です。
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更に下流へ。河口に近づくにつれ、鮭の群れが目立ち始めます。途中で力尽きた鮭もあり。
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そんな季節の風物詩を眺めながら海を目指します。
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去年とは全く様子が変わってしまった河口付近の流れにびっくりし、海を眺めました。波しぶきがざぶ~ん。

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また、来年も旅をしに来よう。

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