東北旅3泊5日4日目最終日、三内丸山遺跡と利用2日前までの予約制ランチ付き日帰り入浴(ランプの宿・青荷温泉)。

最終日のホテルは朝食付きだったので地元の朝ご飯は無しでした。見慣れたおかずに安心感はありますが旅での地の物を食べる楽しみはありませんね。朝食も時間を待って頂き、ホテルの部屋で時間を潰す。次の目的地の開館時間は9時から早朝まで降ってた雨も上がり、もぉ待ちきれず青森市内の市場に自宅用のりんごを買いに時間潰し、目的地の駐車場も一番乗り、車の中で待機、開館時間に合わせ今日の目的地、三内丸山遺跡の見物をしました。

パラパラ落ちてた雨模様も青空が見え始め予報通り晴れて来ました。外の見学もあるので助かります、三内丸山遺跡は来年には世界遺産に登録されるようです。三内丸山遺跡は国内一広く、出土の遺跡の量もダントツに多いそうです。東京ドーム9個分の敷地のまだ2個分程しか調査を終えてないようで、まだまだ貴重な遺跡の出土が期待される場所のようです。

館内の出土品は数・種類が多く飽きる事無く、一通り廻ったら2時間弱ほどかかり、大して興味のなかった私でも十分楽しめました。三内丸山遺跡は3つの日本一、広い(面積)・多い(出土品の数)・長い(続いた歴史が1700年)だそうです。来年には函館市(五稜郭)(垣ノ島遺跡)・伊達市(北黄金貝塚)・千歳市(キウス周堤墓群)の遺跡群と共に世界遺産だそうです。そして地域を見ると北東北と南北海道に遺跡群が集中したのは、昔は気温が今よりも2〜3度高く、海も近く住みやすい食糧に困らない場所だったので1700年も続いた歴史があるようです。ここにはボランティアガイドさんが丁寧に話しをしてくれ、効率よく廻るのでガイドさんのお世話になるのがいいと思います。

次の目的地は予約制のランチ付き日帰り入浴、秘湯です。国道の看板から山道に入ると、普通車でも交差が大変な狭い道に、とんでもない傾斜にカーブ、途中から気付いたんですが電信柱には何やら方言での看板が数多くくくられていたのです。途中からあまりにも面白いので止まっては写真を撮っての繰り返しで6キロの道のりもかなり長く感じてしまいました。

駐車場から下りるのもおっかねぇ〜急坂を下りながら、こりゃ〜自分には帰りが大変な登り坂だと思いながら温泉に到着。時間的にランチを済ませてから、ゆっくりお風呂に浸かった方がと思い、予約していたランチをお願いする。薄暗い食堂と休憩室が一緒になったような部屋には、山に囲まれているので限られた光しか入らず、昼間から暗い、そんな部屋にランプが多数吊り下がり、何とも風情あるたたずまい、そんな中、配膳室のような所から出て来たランチは、見た目は自身は苦手な川魚、そんな事を考えながら山菜のわらびに手を伸ばして見ると!これが何とも美味い、わさび醤油の鰹節かけ、身体に染みるような優しい味付けに感動しながら、食べやすそうな物から食べていくと、どれも優しい味付けでしっかりした出汁で食べさせてもらってる物ばかりで、感動の連続、そして苦手とした川魚(岩魚)です。これが今までの私の思い込みを完全に覆してくれました。苦手だった独得の匂いも全く無く、骨以外残す事無く皮まで全て美味しく頂きました。宿の裏には年期の入った大きな生け簀があり使う分だけ生簀から取っている様子を見て、これなら臭みもないはずと確信しました。このランチは通常、山川定食といい2750円だそうで事前予約だと1500円入浴料込みでした。

温泉のお湯は全て無色透明の単純泉で板張り作りの清潔感のある浴室でした。(石張りの風呂は一箇所)

予定では21時半の青森〜函館の青函フェリーの予定でしたが、予定がそれぞれ、オーバーする事無く消化出来たので1便早いフェリーに空きがあったので18時のフェリーで青森を離れ、自宅には午前3時前に無事に戻りました。