4連休道東遠征最終日。釧路川湿原部とうろ〜細岡カヌーポート、釧網線ノロッコ号にて回送。

昨夜はお喋りで遅くはなったものの通常通り5〜6時間も寝ると目が覚める年齢、早朝のカヌーツアーのお客さんが出掛け、夜空もゆっくりと白じんで、アレキナイ川ととうろ湖からは川霧が上がり何とも幻想的な景色を眺めながら朝のコーヒーを頂き、今日は大事なイベントがあるので朝食前にカヌーを今日の出艇場所へ移動、帰りのノロッコ号に時間を合わせなければならないので、釧網線の鉄橋下からのスタートです。舟を鉄橋下に置き宿に戻り準備をし朝食を頂き宿を後に、車は塘路駅に置き鉄橋下までは数分歩き到着、風もない朝のアレキナイ川をスタート、直に後ろからツアーのカナディアンカヌーが一艇近付いて来たので先に行ってもらい我々は後に続くかたちでスタートしました。漕ぎ出して間もなく何時も場所に番人かと思えるオジロ鷲が定位置の木にとまり鋭い目で見ています。が慣れて居るのか近くを通っても逃げる気配も無く貫録の様子。

流れを感じないアレキナイ川をのんびりと湿原を堪能する。ホワイトウォーターも勿論楽しいがこの湿原の雰囲気も1年に一度は来なければと思う感覚、同じ川でも源流はまた源流で違う雰囲気があるんですよね。いろんな顔が見れる釧路川です。

アレキナイ川をゆっくり20分ぐらい漕ぎ進むと釧路川本流に入る、アレキナイ川とは違い、川幅も広く水も何度も下ると感じる重い圧を感じる流れとなります。ぱっと見は瀬も無ければ落ち込みも無いので甘く見て誰でもが大丈夫と下る初心者の方が多いですが、数年前の増水時に年配夫婦をレスキューした経験もあります。見た目とは違った大河の水の重圧を感じる川なんで注意して下れば楽しい湿原を楽しめますので是非、下ってもらいたいカナディアンカヌーがとても似合う釧路川湿原部です。

回送は敢えて原付きは使わず細岡カヌーポートに舟だけを置いて細岡からノロッコ号で回送です。事前に買った乗車券は指定席、乗車料金より高い指定席を取っての回送、めったに乗らない特別列車、多少高くても安心して窓側を確保出来るのはいいものでした。カヌーポートから駅までは200メートル程、余裕をもって漕ぎ進んだので1時間前には到着、こんな事をしてるのは我々だけでは無く時間が近くなると何処からともなく人が集まり始め、列車到着時には相当な人が集まり乗る方達も結構居ました。途中、列車と川が最接近する場所で宿のオーナー、キヨシさんがツアーのお客様を乗せ待っていてくれました。手を振り写真を撮り独得の雰囲気を堪能し、もう一つ楽しみ、ノロッコ号車内で事前予約で買えるランチボックス、地の野菜を使ったサンドイッチのようなインスタ映えするようなランチを引き取り塘路駅へと、あっと言う間の列車旅でしたがなかなかいいものです。こちらも是非体験して見て下さい。

塘路駅から車を回収し細岡カヌーポートに舟の回収、丁度キヨシさんも到着、お別れの挨拶を交わし現実の生活へ、白糠町のやはたさんで遅いランチを食べ、ノンストップで下道自宅へ総走行距離1520キロ走ってもりもり盛り沢山の4連休を終えました。