道東弾丸ちょい旅足寄オンネトー。

先週の初め、仕事から戻り待機中にふと見ていたTVで道東オンネトーの様子が放映されていました。全面結氷ののちに雪の降らない状態が数日続き、シーズン中に見られるあの神秘的なブルーの湖面を歩いていたのです。
これは行きたい、しかし雪が降ってしまえば湖面の上は歩けても目的は半減してしまう。そんな話しの中、相方が色々な情報をネットで検索、行く気になったので、降雪で見えなくても雌阿寒岳・阿寒富士・温泉・食べ歩き等、我が家にとっては魅力的な事があるので行く事に決定。最近親しく遊んでもらっているカヌー仲間に週末にオンネトーに行って来ますの連絡を入れると翌朝には友人夫婦も行くと連絡が入り、集合場所は足寄の道の駅、翌朝の出発は早朝5時過ぎにとだけ約束し、それぞれのプライベートプランで集合したのでした。

友人夫婦は朝から出発し帯広観光にばんえい競馬と楽しんで、夕食も帯広の老舗焼肉店平和園で済ませたようです。我が家の食べ歩き候補にもその焼肉店は入っていました。そんな我が家は、仕事や用事を済ませ出発したのはすっかり真っ暗になった18時。仕事では高速ばかりな私は、プライベートでは高速はほぼ乗らず、その分は食べ歩きの費用にまわすのが我が家流です。残念な事はありましたが結果、行って良かった弾丸ちょい旅となりました。

日曜日早朝の241号を走り除雪の入ってないオンネトーへの枝道を走り通行止めのゲートの駐車場へ移動。ここには暖房の入ったトイレと野中温泉もあるので散策後の温泉入浴も可能です。(残念ながらこの日は休館日・(泣)

ゲートをくぐり通行止めの車道を湖畔まで約2キロ。早朝の静かな森の中を歩きます。途中、人を恐れないアカゲラが目の前を跳び行きドラミングを聞かせてくれました。

一番遅い私の足で30分ぐらいの行程で湖畔に到着。諦めていた湖面はやっぱり雪に覆われてました。出発が早かったので先には1人しか行ってなかったので足跡もない湖面で、雌阿寒岳と阿寒富士を堪能しました。今回の目的はコバルトブルーの湖面を歩き、雌阿寒岳と阿寒富士の朝焼けに日の出が目的。コバルトブルーの湖面以外は完璧。無風・快晴のオンネトーを楽しめました。

〈オンネトー〉

予定通り日の出前に到着、太陽を背負うかたちになる風景を期待しつつ日の出を待ちます。

日の出前の両山とも神々しく綺麗でしたよ。

一部湖底からの温泉の湧き出しで結氷しない場所への足跡。

友人のドローン撮影の画像と動画、なかなか冷え込んだ朝だったのでドローン・カメラ・スマホのバッテリーはいきなりなくなってしまいます。最初から貼れる物にはホッカイロは貼っておいた方がいいです。

シーズン中は観光客で賑わう展望ウッドデッキでドローンを操縦する友人。

間もなく日の出、気温のわずかな上昇なのか湖面から気荒らしような水蒸気が上がり始めました。(幻想的でした)

こんな無風・快晴はなかなかない!素晴らしい阿寒富士からの日の出でした。(写真では表現出来ない自然の素晴らしさ)

友人の奥さんが日が当たって湖面のコバルトブルーが見えるのではと湖面のお掃除。(小さなアイスバブルは見えた)

すっきりと明るくなった頃に帰路につきます。帰り道には我々と同じようにTVを見て来たのか続々と湖畔に向かう方達とすれ違いました。

駐車場に戻り残念な事2つ目。
野中温泉でゆっくり入浴の予定が当日は休館日で残念!しかしこの残念が好転に転じたのでした。

〈芽登温泉〉
この辺には他に温泉も無く、1時間強の場所にある芽登温泉へと向かいました。これがラッキー、ちょっと神経たかりの私ですら綺麗と感じる風呂場内外、お湯はガンガン溢れるかけ流し、私の中では人も少なく満点の温泉でした。そしてこの日は冬至、ゆず湯です。これ以上はない温泉でした。歩くのは
遅い私、入浴は一番遅い私を待ってもらってここで解散。残された時間をそれぞれのプライベートプランを楽しんで家路となりました。

塩ビの太い管からもったいないぐらいの排水、髪の毛・アカなどまったく浮いていない最高のお風呂てす。

〈食べ歩き〉
今回の弾丸ちょい旅での食べ歩き。
帯広到着は21時、これから何を食べましょうか?我が家でも候補にあった帯広の老舗焼肉店平和園に友人夫妻も平和園で食事をしたようなので、我が家もこんな時間からジンギスカンやら牛肉・ホルモンの盛り合わせ等々、若者のように食欲は大勢な我が家なのでした。お店の印象は昭和バブル時代の超レトロにびっくり。個室スタイルにびっくり、それぞれの価格の安さにびっくり。深夜にもかかわらずたらふく食べて23時過ぎに足寄に向かったのでした。

翌日、芽登温泉で解散となった我が家は帯広経由で鳥の伊藤さんでランチを食べる事に。我が家はプライベートでは高速には乗らず食べ歩きの資金へ充てるが基本。ここでもたらふく食べてテイクアウトまでして家路となりました。

昨日同様、こちらも超レトロで個室です。帯広のスタイルなのか最初は違和感がありますが、結果落ち着いてゆっくり食事が出来ました。奥に見える黒電話でオーダーですよ!

何でも美味しく思えテイクアウトした鳥皮揚げと手羽先の山賊揚げだったかな。我が家の食欲には本人達もびっくりです。