2022春 四国・瀬戸内の旅 はじめに

2021年に続き4月の連休前に、ハイエースにカヌーを1艇と簡単なキャンプ道具を積んで旅に出てきました。
4月6日にの夜中に出発し、家に帰ってきたのは24日の夜。ずいぶん長いこと家を空けてたんだねという声が聞こえてきそうです。
この旅については、kenjiではなく、妻がまとめます。

四万十川


帰ってきてからもう2週間も経ったし、旅の様子は随時Instagramで紹介していたので、時系列に振り返るのは無しにして、面白かったテーマ別にまとめることにします。
それぞれの Instagram ID

kenji @kenjicanoesugawara kenjiの姫 @koume_0323            ↑この呼び名もなんか合わなくなってきたので変えるかも。 

 こちらをご覧になると、あ~、あっち行ってこれ食べたのか~とか、何したんだ~、どこ行ったかが、手っ取り早くわかります。

まずは、なんで旅が長いのかとか、だいたいの旅程と気になる総費用などなど。
                            

 正直、学生時代はともかく大人になってからの旅はせいぜい長くて10日くらいでした。NY3泊5日弾丸旅なんてのもあったりしたので、2週間以上なんて持て余すんじゃないかと思っていたのですが、昨年も同じくらいの期間を旅してみて、全然足りないし~という事に気が付きました。

 まあ、さら~っと主な観光地を巡るだけなら充分なのかもしれないけど、いろいろ調べているうちに、あそこもここも行ってみたいしと、Google mapに行きたい場所を保存していくと、結局こんなに長くても全部は行けないという事実に気が付きました。そして毎年寄りたい場所は増えるのです。
もうこんなになると訳わかりませんね。

 それと、総費用に占める割合で一番大きいのは、フェリー代。宿代は、基本車中泊またはキャンプの私たちは大したお金がかかりません。なので、何度も行くより、行ったらしばらく帰ってこない方が安上がり。そんな理由で長くなるわけです。それならいっそ、1か月くらい帰ってこなけりゃいいんじゃないの?という声も出てくると思いますが、留守番の猫がいること、高齢の母が一人暮らしでいること、そして遊んでたら仕事の収入が無くなることなどなどから、この位が今のところの限度かもしれません。

〇だいたいの旅程は
 
カヌーを積んでいくからにはやっぱり川下り。四万十川と仁淀川、それに徳島の川。

あとは、香川でうどん。それに、今回は瀬戸内の島へ。
が、ざっくりの旅程。ざっくり過ぎますが。
瀬戸内の島は、どの島をどうとかも最初は決めてなくて。穏やかな景色を見たかった。

鞆の浦


カヌーは、高知の川は、昨年偶然に会ってちょっとだけお話ししたお二方に多大なお世話になりました。
瀬戸内は、ちょうどその頃、しまなみ海道に浮かぶ広島県のレモンの島瀬戸田町として有名な生口島に行ってみたくなりました。そこにはお久しぶりで会いたい方が滞在していたから。
旅の途中で始まった瀬戸内国際芸術祭は、寄れたらラッキーだなと思っていました。
夫は、当初小豆島に行きたいと言ってました。1泊か2泊で。あと、せっかくだから、昨年同様、山口の錦川をもう一度下りたいと。あとは、萩・津和野も行きたい。
しかし、たぶんそれはこの日程では無理~と思って出発しました。

〇総費用は一体どのくらいかかるのか?

 車で四国に行くには、フェリーに乗る必要があります。近いのは、日本海を航路とする新日本海フェリーで、舞鶴か敦賀まで行くか、太平洋フェリーで、仙台経由で名古屋まで行くか。
所要時間や費用など色々検討して今回も、新日本海フェリーで敦賀まで。実は、舞鶴便を予約していたけれど、1週間前に舞鶴便は欠航になるので、敦賀に変更したらどう?的なメールが舞い込み、あたふた。
翌日の予定など考えると少しでも近い舞鶴が良かったんだけどしょうがない。結果、当初の予約より1日早い敦賀便に変えてもらって一件落着です。
実は、この旅は3月下旬に出発の予定でした。3月27日に四万十町で開催される予定の四万十川桜マラソンに申し込んでいました。四万十川の桜を眺めながらフルマラソンを走って、そのあと四万十川をカヌーで川下りするという素敵なプランだったのですが・・・。コロナ禍ゆえ開催されるかどうかはギリギリまでわからず、中止が決定となったのは、3月9日。そこから日程をバタバタ決めてフェリーを予約してという具合でした。
毎年4月からは、新日本海フェリーが高齢者(55歳以上は個室利用で25%引き)に優しい割引「春旅55割」があるので、それを利用しました。1か月前までの予約が必要なこの制度。3月9日に支払いをすればOKなのは、4月7日の便が一番早い日程。個室利用で25%割引には勝てず。当初は4月7日出発の舞鶴便でした。それがすったもんだで4月6日の敦賀便へ。
桜よりも25%割引を優先させた貧乏人です(笑)
 個室で敦賀往復乗用車1台(5m未満)同乗者1名 春旅55割適用で 103360円でした。
その他交通費には、瀬戸内の島のフェリーと、四国と本州の橋の通行料が加わります。今回は、高速道路利用は一切なしの我が家原則ルールを守り切りました。
雑費は、お土産や入館料、駐車場代などいわゆる雑費。
宿泊は、キャンプ場とホテル代(1泊分)の合計です。安い!ホテル代は1万分の補助を差し引きで充当しました。理由は後程。
食費は、外食や材料購入の食材代金。燃料代は、軽油代金です。だいたい全部で2500キロ走行しました。

総費用、29万円です。そんなにケチったわけでもないのですが、17泊18日にしては安いと思いますが、どうですか?

と、ここまででずいぶん長くなったので、また次回。