今から8年前の2007年の春。我が家にピカピカのカナディアンカヌーがやってきました。OLD TOWNのチャールズリバーという船です。その前の2年くらいは、ファルトに乗ったりカヤックに乗ったり。
でも、カナディアンカヌーが来てからは、相棒はほとんどチャーリーになりました。その年のGWに、屈斜路湖に行きました。
それからこの船でいろんな湖や川に行きました。何もわからないで、激流に行ってしまって、鼻っ柱をぶつけてしまってごめんなさい。
たくさんの傷がついてしまったけれど、それは全部チャーリーががんばってくれた証拠です。
一人ずつ漕ぐようになってから、チャーリーと一緒に旅をする事が減ってしまいました。
でも、やっぱり最初に手にした船だったのでとても愛着がありました。
真冬の釧路湿原もこの船でした。(2012年2月)
このまま引退させるのはとても可哀そう。でも、知らない人には譲りたくないし。
チャーリーの第二の人生は、たくさんの人に愛されてほしいと思っていました。
そんなある日。北海道の東の端の湿原を流れる川に来てほしいと突然のプロポーズがありました。
ピカピカじゃなくなったチャーリーを車に積んで、週末、東へ向かいました。
朝は、屈斜路湖をタンデムで久しぶりに漕ぎました。この船、タンデムにはすごいういい感じ。
他の船に乗ってみてようやくチャーリーの良さがわかったような気がしました。
その後、嫁ぎ先の主「あしやん」登場。
去年とは、別人のような漕ぎでびっくり。めちゃくちゃうまくなってました。
最後に、チャーリーで釧路川を下ってお別れします。
3人で、あしやんの将来の夢を聞きながらのんびり美留和まで。いよいよお別れです。
あしやんの車に2艇のチャールズリバーが並んで乗っかって、浜中へ向かっていきました。
これからは、霧多布湿原の風景の中で活躍して欲しいなあ。