移動距離が一番長かった1日。富山県合掌作り集落から黒部渓谷。

前夜は貸し切りの道の駅でゆっくり休んで、早々に目的地の五箇山合掌造りへ移動、合掌作りには普通に生活をしてる方や民宿として利用されているので、見学は8時から少し待機し見学、北海道にはない歴史がいっぱいの合掌作り、なるほどと昔ながらの知恵に感心させられました。集落には山から流れる水が一軒一軒に水路があり、昔は生活用水としてまた全て燃えやすい萱だったり木材なので防火用水としても大事な水路だったようです。建物は山の傾斜地で育った曲がった木材が梁として使われ重厚感と理に叶った木材の使い方をし、先人の知恵にも頭の下がる納得の技を至る所で見受けられました。

合掌造りの後はちょっと長い移動です。この前に富山と言えば鱒寿司、魚津市の有名店に予約を入れ、次の目的地のお昼ごはんの調達、食べる前まではあまり得意ではない酢飯と思っていましたが、これが何とうまい事加減のいい酢飯に臭みの全く無い鱒、もっとたくさん買って置けばと後悔の念が、トロッコ列車を待つ間に頂きました。この日は平日でありながら観光客が沢山押し寄せ、宇奈月駅ではトロッコ列車の切符を買うのに整理券が発行され1時間程待ってようやく切符を購入、整理番号を呼ばれての乗車、独特のトロッコ列車、昔はダム工事の資材や働く人を運ぶ為の列車だったそうですが、工事終了後に地元の方達の要望で観光客を運ぶ為に、黒部渓谷鉄道として新しい会社が設立され現在に至っているようです。トロッコ列車からは素晴らしい絶景と富山出身の女優さん、室井滋さんの案内が方言ありでアナウンスされ和やかな気分にさせてもらいました。称名滝は翌日でした。

さて、黒部渓谷鉄道にのった目的は宇奈月駅の次の駅、黒薙駅で降り山を登り黒薙温泉、秘湯に入るのが目的でした。山を登り断崖絶壁を通り、私にとっては山は辛いは高い所は苦手だし、内心後悔もしたような思いでしたが温泉に入ったら全て帳消のいいお湯に絶景の大露天風呂でした。

いいお湯の後は、移動無しの立山の設備の整ったRVパークでお泊りとなりました。