今週末の天気予報はこの予定にはベストな予報、家内は町内の朝市の手伝いで行けない。もったいないチャンス、ソロで行くか止めるか悩みながらも金曜日の夜に出発、混み合うだろう予測の前泊、駐車場確保の為である。目的地の層雲峡駐車場には午前1時半に到着、朝は特別急ぐ必要も無いので、アラームもかけず車中泊、目覚め後しっかり朝食を食べ、日課の薬も呑んで、ロープウェイ乗り場へ、混み合うのは覚悟の上だったが、インバウンドの客で改札口は溢れかえっていた。乗車券を買い、列に並びロープウェイで5合目まで、一飛び、山麓から5合目までは紅葉もとネットにあったが、ほぼ終盤色もぼけた状態でした。
ロープウェイから今度は7合目までリフトへ、7合目から山頂までは2.1キロと記されていた。入山届を書いて、さてソロでの初めての山登り、体力の限界を感じたら、引き返せばなんて軽い気持ちでスタートしました。予定では山頂まで1時間半ほどとあったが、今の自身の体力では登り始めて直ぐに無理と判断、焦らずゆっくりと自身に言い聞かせ一歩一歩と歩み始めました。
途中、何度も引き返そうと思いましたが、自身に負ける悔しさみたいなものがふつふつと、息が上がらないよう一歩づつ休憩をしながら、3時間半強かかり山頂へ、登頂と共に自身には来年は無いとの思いをもっての事だったので登頂時は感極まり、一目も憚らず涙がぼろぼろと流れたのでした。
下山はロープウェイの最終時間もあり、早々に山頂を後に帰りはゆっくりではあるが、ほぼ休まず2時間程でリフト乗り場へ到着、最終のロープウェイにも間に合いました。駐車場に着き、暫く体を休め、黒岳の湯に浸かり次の車中泊地へと移動しました。
