今回の川旅は数週間前からのお誘いに私がのり色々とプランを考えました。私も彼も暦通りの休み、世間で言う夏休みなんぞは縁のない二人、我が家の家内はコロちゃんの体調やら義母の入院等で親父二人旅となりました。金曜日の夜からの移動で土日月曜の3日間を有意義にと考えたプラン、営業車の故障から最初の予定から崩れかけたが何とか早朝5時に集合場所の塘路キャンプ場の駐車場に到着、既に到着している仲間は車中泊中、それなりの雨も降っており漕げる天気でもないので私も取り敢えず仮眠をして目覚めた8時過ぎからのスタートとなりました。
増水で真ちゃちゃの湿原部、重たい茶色の水にテンションも下がり気味ですが予定のプランのスタートとなりました。こんな事もあれば思いがけずの事もありの川旅の始まりです。
湿原部の増水で何時も以上に道路側で我々を気にもせず食事をしているシカさん達がたくさん、こちらが気を使い静かに野生動物の領域にお邪魔させてもらいます。
釧路川湿原部本流からアレキナイ川を逆流する流れにのり塘路湖へ、カヌーを始めて何度もこの区間は下っていますが、こんな体験は初めてでした。前日の雨の降水量が想像されます。私達は逆流の流れにのり楽チン・楽チン、通常ツアーの皆さんは結構な流れにスタートから苦しんでました。
流れに押され楽チンで水草が生える塘路湖キャンプ場のカヌーポートに到着です。
何時もはこの土壁の向かいの湿原に住みついているタンタョウヅルを見る事が出来ますが増水で陸地が水没しており居ませんでした。
湿原部を漕いだ後は釧路市内のまるひらさんへ、それぞれ塩・醤油ラーメンの大盛を注文、久々に頂き相変わらず体に染み渡る美味さ、この時の相方も絶賛でした。ここを紹介して不味いと言った人は未だいません。
帰り道、塘路の宿のオーナーと車でスライド、美人女将は居るかと寄って見ましたが一緒に買い物に出掛ける車中でした。主の居ない宿の看板で記念写真を撮って源流部へ向かいました。
源流スタートが雨の為、時間が押して夕方になり回送をさっさと済ませ跳湖橋より源流スタートです。
大雨の影響も受けず綺麗なままの源流部、鏡の間も湧き水がこんこんと湧く何時もの鏡の間でした。
奥にはクレソン畑、緑が眩しいくらい元気に育ってました。
穏やかな源流部の写真ばかりですが、今年は例年に無く倒木だらけでコース取りの出来ない初心者の方々には単独では無理な状態です。実際に沈したかと思われる方が単独でずぶ濡れで漕いでいました。
この夜はキャンプ場に入り、簡単にバラ寿司に貝汁でもと思ってましたが行った時間が遅かったか、スーパーには何も無く地元でお店を移転した昇龍軒で炭水化物のお薦めメニューを頂き和琴に戻りました。
この夜はキャンプ場は激混み、手前の公共駐車場でP泊気温も低く前夜は夜中中に走って来たので爆睡で朝を迎えました。
二日目に続く。